コロナウィルスの影響で看護師のマスク不足が社会問題

皆さん、医療機関では様々なものが○○不足なのをご存知ですか?

 

私は普段看護師として感染症指定病院で働いていますがこの2ヶ月の間に色々なものが制限されるようになりました。

 

これは本来ならあってはならないことですし、制限された中で感染拡大を防ぐには様々な工夫を考えねばなりません。

 

現在、マスクおよびトイレットペーパーやアルコール除菌などの製品が全国で手に入りにくい状況になっています。マスク入荷は店舗によってはするみたいですが、どこも回転直後には売り切れ状態。まさにバーゲンセールなどの「争奪状態」なのです。このような状態が続いていては本当に必要な人たちにマスクは届きません。

 

話は戻りますが、医療機関の現状として例をいくつか挙げると、
・マスクは1日1枚しか使えない(転売や持ち帰りを防ぐためにきっちり管理されています)
・アルコール消毒はできるだけ使わないで手洗いを入念にする(医療従事者は本来1患者アルコール1プッシュといったルールが決められています)
・ガーゼの使用枚数が決められている(ガーゼを考えて使わなければなりません)

 

本来ならこのようなことはありえません!!

 

ですが、コロナウイルスが終息するまではしばらくこの状態が続くかと思われます。

 

さて、先日マスクの販売に関してこのような発表がされました。

 

https://www.meti.go.jp/press/2019/03/20200310002/20200310002-1.pdf

 

要するにマスクの転売行為は禁止なのです。メルカリでも衛生マスクの出品自体が禁止になりました。

 

コロナウイルス に関する情報はSNSで多く発信されており、どれが正しい情報でどれが誤った情報なのか、非常に錯乱されやすい現状です。

 

そのため、デマに流され本来必要のないトイレットペーパーやアルコール除菌の買い占めが起きてしまうのです。

 

私もコロナウイルスに関する情報を得ようとしていますが、なかなか情報の取捨選択が難しいです。ですが、実際に感染症指定病院で働いて、コロナウイルス罹患者の方と接して感じたのは、

 

コロナウイルスに対してそこまで恐怖心を抱く必要がない

 

ということです。

 

感染力は強いものの、適切な手洗いうがいをして濃厚接触を避ければ感染はある程度予防できます。かえって過度な自粛やマスクやアルコール消毒の乱用はデメリットを招きかねると私は考えています。

 

まずは免疫力を高め感染予防に努めましょう。そして万が一、発熱や咳が続いた場合はむやみに密集した場所に行かないでください。


2.看護師は命がけで看護している

 

感染症指定病院で働いる看護師は常にウイルス感染のリスクと隣り合わせで仕事しています。

 

一番最悪なケースである「院内感染」を防ぐために、私たちはスタンダードプリコーション に沿った感染予防を徹底しています。

 

また、

 

・ガウン
・マスク(N95)
・ゴーグル
・手袋
・キャップ

 

これら5つを手順に沿って着脱する必要があり、着たまま看護をすることは想像を絶するほど辛いです。

 

終わった後は必ずシャワーを浴びて帰宅。

 

普段の日勤業務でさえ忙しいのに、それに加えてとなると疲れが取れません。

 

それでも私たちが感染リスクと常に隣り合わせで必死に働くのは、
「コロナウイルス罹患患者さんを1人でも多く元気に退院させたい」
からです。

 

患者さんの状態は重症から軽症まで様々ですが、ほとんどが軽症それも元気な方ばかりです。なのに2〜3週間の閉鎖空間での隔離。外に出ることも、もしかしたらシャワーを浴びることさえもできません。

 

そんな状態だからこそ私たち看護師が寄り添うことで一緒に闘っていきたい。この状態がいつ終わるのかわからなくても、その時まで看護師としてできることを。

 

そういった思いを持った上で命がけの仕事をしています。

 

3.院内感染のリスクは高く非常に危険

 

ここで、先ほどお話しした院内感染の危険性についてお話しします。

 

”入院すると院内で感染症にかかるリスクがあります。これを院内感染といいます。米国では入院患者の約4~5%が院内感染症にかかり、毎年このうち約75,000人が死亡しています。”
引用元:https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/26-その他の話題/入院治療/院内感染

 

感染のリスクは高齢者や免疫力が低下している方が高いため、院内はいつ感染が起きてもおかしくない状況。特に院内では抗菌薬といったものを頻繁に用いるため、耐性がついた菌を発生させないよう努めているのです。

 

今回のコロナウイルスについては空気感染については実証されていないものの、高齢者や免疫力の低下している人、基礎疾患を持っている人は重症化するケースが多く、院内感染防止に全力を尽くさねばなりません。

 

こうした院内感染を防ぐために、看護師を含めた医療スタッフは「スタンダードプリコーション 」に沿った感染予防をしています。詳しくは以下のHPをご参考ください。

 

https://www2.huhp.hokudai.ac.jp/~ict-w/kansen/2.01_hyoujunyobousaku.pdf

 

 

「なんとなく手洗いうがい」ではなく、こうした手順に沿って手洗い・うがいを日々行うことで感染予防は何倍にも上がります。

 

あなたが病院内へと入る場合、もしかしたらウイルスを保有しており、それがばらまかれ院内感染が起こる可能性も0ではないため、事前に「スタンダードプリコーション 」に沿った感染予防を心がけてくださると医療スタッフはとても安心します。

 

4.看護師を応援したい

 

看護師である私がいうのもおかしいですが、私は全国で患者さんのために頑張っている看護師さんたちを応援したいです。

 

そして看護師以外の方にはさらに看護師のことを応援してもらいたいのです。

 

ピリピリとして張り詰めた閉鎖空間の中で防護服を着ながらの勤務。
感染症病棟でない看護師さんたちも患者さんのために常に一番の治療・ケアを考えながら仕事をしています。

 

そしてクタクタになって帰宅し、なんとなくSNSを見てみると、
「看護師さん頑張れ」のツイートが。
そのツイート見るだけで1日の疲れが飛んで行くようにも思えます。

 

SNSで情報を共有する世の中だからこそ
皆さんの励ましの言葉が医療現場への熱いエールとなります!

 

また看護師さんに直接会ったり、お世話になった時は
「ありがとう」
といってくださるだけで私たちはとても嬉しい気持ちになります。

 

こんな時だからこそ、お互い感謝や励ましの言葉を掛け合って乗り切りましょう!

5. SNS上ではこのような声が・・・


スペインではこのような感動するエールが!

 

 

 

 

さらにドイツでも!

 

 

 

韓国ではこのようなキャンペーンが広がっています!

 

 

 

 

日本の皆さんもたくさんの応援をしてくださっています!

 

 

 

 

 

 

6.看護師という仕事が社会にどれだけ貢献しているか

 

看護師は何かを生産することもできないし、人を感動させる技術もありません。

 

しかし、人の健康をサポートすることに関してはどの職種よりも社会に貢献していると言えるでしょう。

 

「もし看護師という職業がなかったら・・・」

 

私は以前このようなことを考えたことがあります。

 

きっと看護師がいなかったら、医師の指示のもと知識の全くない人達が看病をするわけで死亡率はどんどん上がり、感染症が瞬く間に広がってしまいます。

 

褥瘡やおむつ交換、それらは当たり前にできるようなことでも看護師はきちんとした教育を受けた上で行っています。

 

また看護師は病院だけだと思っている方。

 

実は介護施設や健康診断を受ける保健所や出張所などでも看護師さんの存在なしでは成り立たないのです。介護施設は看取りを行っている施設などでは、看護師がいないとスタッフがあたふたしてしまう可能性があったり、検診センターでは一般病院に勤務している看護師が合間を縫って出張することで会社員の方の健康管理を行っています。

 

このように、看護師という職種が実はあまり目立たないところで様々な活躍をしているということを少しでも知っていただけると光栄です。

 

7.まとめ

 

いかがだったでしょうか?看護師である私自身の思いを長々と話してしまいましたが、色々なイベントやスポーツが中止され各業界で働く人達が苦労している今だからこそ互いに協力しあって、励ましながら乗り切っていきませんか?この記事が少しでもいいと思った方がいればぜひ共有してくださると看護師への熱いエールとなって届くはずです!

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